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銅線の買取は昔から行われていたの?

質問 電気工事店を経営している者ですが、これまで廃棄していた使用済の銅線がお金に換わることを先日知りました。
知り合いから紹介してもらった専門の買取業者に買取してもらい、量がそれほど多くなかったので大金にはなりませんでしたが、まとまった量だとかなりの金額になることが分かったので、今後はある程度量が溜まったらまとめて買取してもらおうと考えています。
銅線の買取は昔から行われていたのでしょうか?それとも最近始まったのでしょうか?
銅線の買取をしている業者は他にもあると聞いたのですが、やはり買取してもらう業者によって価格は異なるのでしょうか?銅線の買取価格はどのようにして決められているかも知りたいです。
  • yajirusi
A

日本では江戸時代から銅などの買取が行われていました

銅線の原料となる銅はリサイクル資源として需要が高くなっていますが、金属のリサイクルは室町時代から江戸時代の中期にかけて盛んに行われていました。
鉄・非鉄卸売業、すなわちスクラップ屋が本格的に登場したのは江戸時代初期からで、その頃から銅の買取は行われていました。しかし当時はスクラップ屋という名前ではなく、「古金屋(ふるがねや)」とか「古金買い(フルガネ買い)」と呼ばれていました。
銅は最も古くから使用されていた金属で、確認されている最古の事例は紀元前8800年前であり、北イラクで自然銅によって制作された小玉が見つかっています。
青銅が作られるようになり、人類が石器時代から抜け出したのはとても有名な話です。世界では、銅で作られた歴史的な美術品や工芸品も数多く確認されています。
銅も、金や銀などの他の金属と同じようにキロ単位で買取されますが、不純物や他金属のパーツを取り除いたほうが高額査定されるため、なるべく同じ種類の銅をまとめて買取に出すことをおすすめします。少ない量よりもできるだけ多くまとめて売る方が、買取金額がアップする可能性が高いです。
銅線の買取価格は依頼する業者によっても差が出ますが、金などと同じように銅にも相場があり、日本国内では「JX日鉱日石金属」が定める「銅建値」によって買取相場が決まっています。
この銅健値はロンドン金属取引所が決定する銅の国際相場が基準となっていて、円相場の影響で変動します。相場は経済状況によって大きく影響されるため、相場を常にチェックして高くなっているタイミングで買取に出すことも、動線を高く売るコツといえます。
ご相談は無料となっております。是非ご利用ください。

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